鮮やかな映像で人々の目を惹きつける、LEDビジョン。
LEDを使用して映像や文字を表示できる装置で、屋内・屋外問わず設置が可能なLEDビジョンは年々目にする機会が増えてきました。
LEDビジョンは明るさや、高い自由度のコンテンツの表現方法で広告や情報発信ツールとしてだけではなく、アーティスティックな場でも大活躍!
LEDを使用しているため、省エネ性が高く、ランニングコストを低く抑えることができることも魅力の一つです。
その一方、導入費用が高い一面もあります。
LEDビジョンの導入を検討中、気になるのは「何年保つか」「費用対効果は得られるのか」という方も少なくはないでしょう。
この記事では、LEDビジョン導入を検討中の方のお悩みが少しでも解消されるように、LEDビジョンの耐用年数や寿命、保守メンテナンスに焦点を当てて解説します。
また、LEDビジョンの保険を適用したケースも合わせて紹介いたします。
LEDビジョンの耐用年数について
LEDビジョンは2通りの「耐用年数」が考えられます。
・資産としての耐用年数
・実際の耐用年数
経理上「資産」として運用できる年数と、実際に運用が期待できる年数です。
財務省により定められた資産の耐用年数
法廷位耐用年数は、財務省によって定められた「資産を通常の用途で使用した場合、通常予定される効果を上げることができると見込まれる年数」のことです。
法人税を計算する際に、耐用年数に沿って減価償却を計上する必要があります。
耐用年数の年数は減価償却をする対象によってことなりますが、耐用年数に該当する期間は毎年、減価償却費用として計上することになります。
製品や故障や不具合などで使用不可になる期間をさすわけではなく、資産価値の現象を意味しています。
時間の経過によって資産価値の現象分を、経費として計上できるのです。
ただし、法定耐用年数を超えたからといって、LEDビジョンに何か問題が生じる訳ではありません。
法定耐用年数を過ぎても、減価償却資産はそのまま使うことができます。
LEDビジョンを「看板」として計上する場合は電飾スタンド看板扱いとなります。
そのため、LEDビジョン看板の法的耐用年数は「3年」です。
看板の種類 |
勘定科目 |
構造 |
細目 |
耐用年数 |
ネオンサイン/電飾看板 |
器具・備品 |
看板及び広告器具 |
看板・ネオンサイン |
3年 |
実際に使い続けられるのはどのくらい?耐用年数がLEDビジョンの寿命
前述の通り、法定耐用年数を超えたらLEDビジョンが使えなくなるというわけではありません。
LEDビジョンの本当の寿命は使用不可能な状態になることだと言えます。
実際に使い続けることが出来る年数は、設置する環境や運用する時間・製品によって異なります。
LEDの寿命は4〜5万時間と言われているため、1日24時間LEDビジョンを稼働すると、5〜6年程度が耐用年数となります。
また、一般的にディスプレイやコンテンツを格納するセットトップボックス(STB)の耐用年数も5年程度と言われています。
LEDの寿命、STBの寿命を鑑みて、LEDビジョンの耐用年数は5年程度だと言えます。
LEDビジョンの寿命と保守メンテナンスで目指せ10年!
LEDの資産上の耐用年数は3年。
しかし、減価償却上の耐用年数が終わるだけで、実際に使い続けることは可能です。
実際に「壊れる」ことが出てくる物的な耐用年数は5年と言われています。
ただし、これはLEDビジョンをそのまま飾りっぱなしで運用した場合の年数です。
適切なメンテナンスを行うことで、より長く安定的にLEDビジョンを運用することが出来るのです。
特に雨風に晒される過酷な環境に設置される屋外看板としてLEDビジョンを運用する場合は、定期的に専門業者によるメンテナンスを受けることをおすすめします。
不具合の早期発見、ケーブルの劣化の早期発見がなされることで、5年と言われている耐用年数は10年程度にまで伸びるという実績も多くあります。
LEDビジョンの保証期間
定期的に適切なメンテナンスを行うことで長く使うことができるLEDビジョン。
一般的に、LEDビジョン販売店の保証は1〜2年とされている場合が多いです。
MINAMIHARA.LEDでは、せっかく導入していただいたLEDビジョンをより長く、安心してお使い頂きたいため。
また、お客様にMINAMIHARA.LEDを選んでいただいたご縁に感謝をして、3年の保証期間を設けています。
導入していただいてから3年間。
自然故障や、通常の使用によるトラブルは、MINAMIHARA.LEDが無償で対応させていただいております。
MINAMIHARA.LEDの日本一の保証体制についてはこちら
LEDビジョンの保険とメンテナンス
自然故障や通常使用によるトラブルの他に心配になるのが
「雷や台風などによる自然災害による故障」「事故による破損」「盗難」
ではないでしょうか。
屋外に設置したLEDビジョンは落雷や強風による破損の心配もあります。
万が一のトラブルに巻き込まれてしまう可能性もゼロではありません。
長期的に運用を行うLEDビジョンを不慮の事故から守るために、「動産総合保険」をお勧めしています。
「動産総合保険」とは事業用の備品・設備・機械などの動産を対象とした総合保険です。
使用中の破損や盗難、火災事故の際の消失など、不慮の事故による損害を保証する保険です。
また、使用中のみならず加入していれば輸送中の事故にも対応できます。
実際に過去にあった事例で、落雷によりLEDビジョンが破損された際に保険が適応されたケースがあります。
1000万のLEDビジョンを保険が降りたことにより交換できました。
動産総合保険についてはこちら
LEDビジョンを導入したい!業者を選ぶときの3つのポイント
LEDビジョンはランニングコストが低く抑えられるけれど、初期費用がかかります。
そのため、耐用年数に合わせて長く設置し運用することで費用対効果が上がると言えます。
耐用年数やメンテナンス、保険もある!
LEDビジョンを導入する気持ちが固まった方に、LEDビジョンを導入する際のポイントを3つお伝えします。
LEDビジョンの保証はしっかりしている?
LEDビジョンはメンテナンスを定期的に行うことで、より長く運用できます。
また、設置して1年もしないうちに自然破損してしまった・・・
そんな場合にも保証期間があれば、安心ですよね。
LEDビジョン業者の中には保証期間を設けていなかったりする場合もあります。
その場合は修理費用やメンテナンス費用は都度かかることに。
ランニングコストを考えても、保証内容と期間がしっかりと設けられている業者が安心です。
また、メンテナンスや不具合・故障にも素早く対応してくれる業者を選びましょう。
LEDビジョンの価格は?安いけれど、どこまで含まれているの?
LEDビジョンの販売価格はインターネットで調べてみてもピンキリです。
設置する際には、提示金額にはどこまで含まれているのかも合わせてチェックすることをおすすめします。
見積もりをもらう際に詳細な見積もりと説明を頂戴するとより安心です。
LEDビジョンの保険があるともっと安心!保険の取り扱いは?
前述の通り、LEDビジョンには「動産総合保険」で保証を厚くすることが可能です。
業者による定期的なメンテナンスを行っていても、不慮の事故や盗難、自然災害は予期せず起こる場合があります。
特に屋外にLEDビジョンを設置する場合は、動産総合保険の取り扱いもしているかどうかを確認すると、安心です。
LEDビジョンの寿命と保証のまとめ
LEDビジョンはその美しい映像と明かりで人々の目を惹くことができる、最先端のデジタルサイネージです。
設置費用が高額になりやすいですが、その分省エネ性に優れ、ランニングコストも抑えられます。
長くLEDビジョンを安心して運用するためには、専門業者による定期的なメンテナンスを受けることをおすすめします。
お手入れをしっかりすれば、平均的な耐用年数が5年のところを、10年にすることも可能なのです。
MINAMIHARA.LEDでは、より安心してLEDビジョンを設置していただけるように、業界最長で手厚い保証をお約束しています。